基礎知識|業者の選び方とよくあるトラブル

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解体業者のよくあるトラブルと選び方

三重県・愛知県を中心に解体工事を承っている株式会社 山明では、お客様に安心して工事をお任せいただくために、分かりやすいご説明と丁寧な作業に努めています。解体工事をご検討中の皆様の中には、「結局どの業者がいいのか分からない」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。そこでこちらのページでは、悪徳業者に当たらないための業者の選び方や工事中・工事後に起こりがちな「よくあるトラブル」についてご紹介します。

解体工事のよくあるトラブル

トラブル1:不法投棄

解体業者の中には、とにかく安さだけを前面に出し、工事のときに出た廃材を地中に埋めたり、産業廃棄物を不法投棄したりするなど、正式な処理を行わない業者も存在しています。不法投棄は自然環境を損なうばかりでなく、発注者も罰則を受けることになるため、産廃処理を適正に行うかは重要なポイントです。山明ではきちんと分別し廃棄しており、適正な処理を行っています。

トラブル2:予告のない追加代金の請求

お客様の了承を得ずに勝手に工事を行い、請求書に説明もなく「追加工事○万円」などと記す悪質な業者もいます。追加費用がかかるケースについて事前に説明してくれる業者なら信頼が置けるでしょう。地中障害物への対処などは要確認です。

トラブル3:近隣とのトラブル

解体工事に騒音や埃はつきもので、クレームになりやすいポイントです。しかし重機の操作を慎重に行ったり、養生シートで囲んだり、水をまいたりすることである程度の緩和が可能です。こういった工夫をしたうえで、近隣の方のご理解を得るためにご挨拶まわりができる業者を探しましょう。

解体業者の選び方

見極めポイント1:元請け業者か?

工務店やハウスメーカーは解体工事の専門家ではないため、解体工事を外部へ発注します。工務店やハウスメーカーから渡される見積もりは、解体専門会社が作った見積もりにマージンが2割ほど上乗せされています。解体工事は専門会社へ直接依頼する方がお得です。

見極めポイント2:解体工事に必要な許可を持っているか?

建設業許可のうち「土木」「建築」「とび・土工」いずれの許可も取得していない場合、解体工事業者としての登録を工事現場のある都道府県に対して申請し登録する必要があります。登録業者でない場合、仲介だけ行い、下請け業者へ工事を依頼し、費用に中間マージンが発生している可能性もあります。業者の対応に不安がある場合は、許可や登録番号の確認をしてください。特にスピードやコストを全面に押している業者には注意が必要です。

見極めポイント3:産廃処理を適切に行えるか?

産業廃棄物は、マニフェストにより管理することが、法律で義務付けられています。解体工事の際に生じる廃棄物も例外ではありません。マニフェストや委託契約書のコピーを提示できない業者は、産廃処理を適切に行っていない可能性が高く、要注意です。

見極めポイント4:見積書の説明は分かりやすく丁寧か?

まず、口頭だけでなく書面での説明をしてくれることが第一です。そして見積書の項目は多岐にわたり、さまざまな専門用語が並びます。知識がないと、何がどのように行われ、どうしてそのような費用がかかるのか分からないことも少なくありません。不明点を尋ねたときにしっかりと説明してくれるかは重要なポイントになります。説明を求めてもなんとなくごまかしたり、はぐらかしたりしてくる業者は、あまり信頼できません。

見極めポイント5:技術力だけでなく対応力もあるか?

「決められた期限までに返事がない」「打ち合わせの説明が分かりにくい」「職人の愛想がない」など、対応力の部分も見逃せないポイントです。解体工事は埃や騒音などが発生しやすいため、近隣への対応や気づかいなどが重要になります。